本格的書法による書の研鑽と普及に努め、厳しい書鍛錬の中に人間の生き方を模索し、書芸術を通じ、今日的社会人としての高い性情を培い、広い人間愛涵養を究極の目的とする。
静雅書道会は昭和29年(1954年)故岡本雅堂により工都川崎の溝ノ口に創立され、以来60年、本格的書法による書の研究と普及に努め、神奈川・東京をはじめ、関東一円に約10,000名に及ぶ会員を擁する会に発展し、今日に及んでおります。
会創設者岡本雅堂は創立から会長として会務全般にわたる責任を担ってきましたが、創立25周年を機に、理事会に会務を託し、ご自身は会主となり後進の指導に専念されました。岡本雅堂亡き後、創立の労苦を共にされた令夫人碧洋が第二代会主となり大きな愛情で会全体を包まれ、全会員の心の拠り所になっていただきました。 |
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初代会主 |
二代会主 |
本会は厳しい書鍛錬の中に人間の生き方を模索し、書芸術を通じ、今日的社会人としての高い性情を培い、広い人間愛涵養を究極の目的としています。また、独自の組織作りにより民主的に運営されている会員制の団体であります。
昭和34年、本会に入会、7歳より書の手ほどきを故 岡本雅堂から受ける。 書具全般の研究、開発や機関紙「書像」の編集に従事し、昭和60年より一般部会員の指導及び作家活動に専念。平成10年、会主 岡本雅堂の逝去に伴い、本会第二代会長に就任。 以来今日まで、会の創立理念を遵守しつつ、最高責任者として門下の指導、次代を担う若い人材の育成に情熱を傾注、また、自身の創作活動においては、あくなき探究心を以て深く古典・古筆に参入し、総ての書ジャンルに亘り、大胆かつ斬新な書芸術の世界を展開。 古典で培った基礎力を背景に、現代的息吹を感じさせる作品群は力強い生命力に溢れ、多くの鑑賞者を魅了する。 |
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会 長 |
静雅書道会本部 〒213-0033 |